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立ち込める暗雲…



すべての空が



呑み込まれるほどの



勢いで



広がっていく…



あの分厚い雲の向こうに



青い空が



広がっていることは



知っているけど…



私の行く手を阻む



障害に似て



明るい光を



閉じ込めてしまう…



もがいて



あがいて…



光ある世界に



辿り着こうとするけど



真っ黒な雲達は



邪魔ばかりして



私の一歩を許さない…



分厚い雲の隙間から



一瞬の隙をついて



現れた光に



私は目を奪われ



心を奪われ…



そしてまた歩きだす



私の手に入れたいものは



雲の向こうにある



光と同じで



手に届きそうで届かない



だけど…



一瞬の隙をつくチャンスは


必ずあると信じて



やっぱり私は歩きだそう



あの光の射す方へ…



光の射す場所へ向かって


未整理 2012/12/22(土) 20:20 編集 削除





今日も一日



よく頑張ったね…



ヘトヘトなココロは



それでも



ヘトヘトな自分に



エールを送る…



あの時、



あと少し



もう少し



何とかなったかも知れない…



だけどもう



ヘトヘトな身体は



反省を受け付けない…



そんな私を



暖かなオレンジ色の夕日が


優しく包み込んだら…



今日一日のヘトヘトは



オレンジ色の淡い光に



溶かされていく…



反省は



明日でもいいよね?



今はこの淡い光に



溶け込んで



今日の疲れを



浄化させよう…



きっと明日は



今日よりもっと良い笑顔で


「おはよう」が



言えるように…

未整理 2012/12/22(土) 20:16 編集 削除





暗闇がふたりを包み込む



闇に目が慣れるまで



動かないで



あと少しこの場所に



とどまっていよう…



私は冒険が苦手だから



先の見えない闇への



一歩を躊躇ってしまうけど…



あなたは



ひとつの場所に



とどまっていられない人だから…



見えない闇へも



歩きだそうとするんだね…


お願い



あなたが迷ったりしないように



あなたの行く未来を



月明かりで照らして…



躓いたり転んだりしないように



煌々と照らし続けて…



私はこの場所から



あなたの輝かしい未来を



見届けるから…



だから、お願い



それまでは



仄かな明かりでいい…



私の足元を



照らしていて…
未整理 2012/12/22(土) 20:13 編集 削除





差し伸べられた手のひらを


ギュッと掴める



勇気があったなら…



あなたの体温を



知ることができるのに…



差し出された



あなたの長い指に



触れたらきっと…



私の気持ちが



指先から伝わって



気づかれてしまうかな?



差し出された手に



自分の手を



上手に



重ねることができたら



私の愛は



あなたに



ちゃんと伝わってくれるでしょうか?

未整理 2012/12/22(土) 20:11 編集 削除




雨がシトシト…



朝からシトシト…



買ったばかりの傘が



ちょっと喜んでるみたい



水たまりに雨の波紋



覗き込む私の顔が



ゆらゆら揺れる



雨は嫌い…



でも雨は好き…



雨上がりの空に



虹が架かるから…



未整理 2012/12/22(土) 20:05 編集 削除
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諒と申します。

拙い詩ですが、読んで頂いて何かを感じて頂けたら嬉しいです。

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